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インテルの新監督にガスペリーニ  

megabanner_gasp2011.jpg

まさかとは思ってましたが、本当にインテルにやってくるとは…。

モラッティ:「ガスペリーニに決まって大満足」

まだ正式に契約を交わしたわけではないみたいで、公式発表といってもこの会長のコメントだけなのですが、まぁほぼ決まったとみていいでしょう。噂では一年+一年の延長オプションと聞いたのですが、公式では「2年契約」と書いてありますね。

ガスペリーニの経歴


ガスペリーニが監督としてのキャリアをスタートさせたのはユヴェントスのユース。その後、セリエC1のクロトーネの監督に就任し、初年度でクラブをセリエBへ導きました。その手腕がプレツィオージ(ジェノア会長)の目に留まり、2006年から当時セリエBで戦っていたジェノアに職場を移す。

ジェノアでも就任一年目でセリエA昇格を果たすと、07-08シーズンには3-4-3という攻撃的スタイルを見出し、昇格組みとしては大健闘の10位という結果で13シーズンぶりのセリエA挑戦を終える。翌シーズンはミリートやモッタ、パッラディーノなどを、その3ー4ー3システムに組み込み、攻撃的なサッカーを展開。08-09シーズンは5位でカンピオナートを終え、ヨーロッパリーグ出場権も獲得しました。

しかしその夏ミリート、モッタなど主力選手を放出。代替選手を獲得できないまま新シーズンがスタートし、チームは低迷。ヨーロッパリーグでも思うような結果を残すことなく敗退し、09-10シーズンは9位でシーズンを終えました。翌シーズンも大幅な選手の入れ替えが仇となって、チームとして機能するのに時間がかかり、開幕2ヶ月で監督の座を解任。(このブログでもあの時の悲痛な叫びを書きましたがw→【ジェノアのガスペリーニ監督が解任】)

あの解任劇から9ヶ月あまり。まさかインテルの監督になっていようとは、当時の自分からしたら予想もしていませんでした(汗)このインテルというビッククラブでガスペリーニがどこまで羽ばたけるか。その挑戦に大いに期待したいですね!

続きからはガスペリーニの戦術、今後の展望について。

ガスペリーニの戦術


ガスペリーニの基本システムはジェノア時代に確立させた3-4-3です。3バックに、ボランチに2枚、サイドMFに2人置き、前線には1トップの後ろに2人配置する布陣。

実はこのガスペリーニの3-4-3はその革新的なシステムから、日本の様々な戦術書籍や雑誌に取り上げられていて、実際私も色んなところで目にしました。では一体何がそこまで注目を集めるきっかけとなったのか?

それは3-4-3であって、3-4-3ではないところ。

ガスペリーニの3-4-3はキックオフ直後はその形を保っていますが、試合が進むにつれその姿は変わっていきます。特徴的なのはサイドのポジションの可変性。例えば自陣の左サイドが押し込まれていたすると、前線の左サイド、中盤の左サイドの選手が一つずつ下がって、4-4-2のような形になる。はたまた全体が押し込まれている時は5-4-1のような形に。サイドのポジションを流動的に変えることで攻撃時や守備時の数的優位を作り出すのが、この3-4-3の特徴です。

あとは3バックのラインが高く、CBでも積極手に攻撃参加をさせるのも一つの特徴。この点はルシオなどが重宝されそうですね。

まぁ大雑把に書くとこんな感じですw

今後の展望


そこでまず疑問に思うのが、ジェノアで使っていたような3-4-3システムを今のインテルで使えるか?ですが、答えは「NO」です。今いるインテルの選手の顔ぶれを見る限り、このシステムを使っていくのは難しいと思います。

先ほどサイドのポジションが流動的に変わるのが特徴と言いましたが、一つの試合中にサイドの選手は2つのポジションを行き来するので、当然疲労は蓄積されていきます。インテルでは一シーズンで3つのコンペティションを戦わなければならないため、このサイドのポジションの選手層を厚くしておくのは必須項目です。

ただ、ここ数シーズン4バックに2トップが主流だったインテルにとって、このサイドの選手層というのは元々薄いんですよね…。「チーム改革」か「3-4-3システムの脱却」。今ガスペリーニとインテルが向き合っている問題はここだと思います。

これに関しては今後のメルカートの動きではっきりしてくるでしょう。どの選手を獲得して、誰を放出するのか。この選択で来季のビジョンが明らかになってくるので、これから注目していきたいです。

gasperini_mourinho_genoa_inter.jpg

モウリーニョの言葉


かつて、あのモウリーニョは言いました。

「0-0で迎えた後半。私がシステムや選手のポジションを変えるたびに、ガスペリーニもそれに対応してチームを修正してきた。試合は結局0-0で終わったが、その時、私はあと5時間試合をしても、スコアは変わらなかったと思う」

「ジェノアのチーム構造、哲学、プレー原則はきわめてラジカルなものだ。自分達がどうプレーすべきか完璧に知っている。ガスペリーニは間違いなく偉大な監督だよ」


ホームで迎えた2008年10月のジェノア戦。試合後にモウリーニョが残したコメントです。

ガスペリーニという監督を高く評価している人は多くいると思いますが、モウリーニョもその一人。相手の長所を徹底的に潰す、勝利ではなく勝ち点を確実に奪いに来る戦い方で挑んできたガスペリーニ相手に、初めて「カルチョ」を感じたんだと思います。

(アウェイでは大勝した試合もありましたが、モウリーニョがいた2年間で戦ったホームのジェノア戦は2試合ともスコアレスドロー。)

ビッククラブを指揮するのは初めてですし、独特な戦術を使用するので、チームに浸透するのも時間がかかるかと思います。しかし優秀な監督であるのは間違いない!モウリーニョが称えた監督。我々も信じてみましょう!
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