NO INTER NO LIFE

インテルのこととか、ジェノアのこととか。

スポンサーサイト  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

tb: --   cm: --

開幕戦は黒星スタート  

f46328348dcde884519554226a00fdfa-getty-505662413.jpg
パレルモ 4-3 インテル(HT:0-1)
得点者:前半33分 ミリート、後半3分 ミッコリ、6分 ミリート(PK)、9分 エルナンデス、41分 ミッコリ、43分 ピニージャ、46分 フォルラン

パレルモ【4-4-2】:33 ツォルヴァス;31 ピザーノ、3 シルベストレ、8 ミリアッチョ、42 バルザレッティ;90 アルバレス、5 バレート、7 デッラ・ロッカ(後半1分、20 アックアー)、72 イリチッチ(後半24分、14 ベルトロ);9 エルナンデス(後半29分、51 ピニージャ)、10 ミッコリ
控え選手:99 ベヌッシ、2 マントヴァーニ、4 チェット、16 ザハヴィ
監督:デヴィス・マンジャ

インテル【3-4-3】:1 ジュリオ・セザル;6 ルシオ、25 サムエル、4 サネッティ;42 ジョナタン、5 スタンコヴィッチ、19 カンビアッソ(後半26分、11 アルバレス)、55 長友(後半17分、20 オビ);28 サラテ(前半34分、10 スナイデル)、22 ミリート、9 フォルラン
控え選手:21 オルランドーニ、7 パッツィーニ、23 ラノッキア、30 カスタイニョス
監督:ジャン・ピエロ・ガスペリーニ

主審:クリスティアン・ブリーギ(チェゼーナ)
警告:前半27分 サムエル、後半3分 ジュリオ・セザル、14分 サネッティ、16分 アックアー
ロスタイム:前半1分、後半4分

本当だったらミリアッチョが退場するという展開が試合中にあったのですが…、まぁ内容は明らかにパレルモのほうが優れてまし、この敗戦は素直に受け入れるしかないでしょう。水曜日にはすぐCLトラブゾンスポル戦が控えているので、早くチームを立て直して、次の試合に備えたいですね。切り替えていこう!

試合後のコメントはこちらから。
→『ガスペリーニ:「まだ必要なものはいろいろとある」
→『ミリート:「今のインテルに集中しましょう」
→『ジュリオ・セザル:「自分自身に怒っている」
→『カンビアッソ:「悔しい負け」
→『アルバレス:「残念。でも僕らは調子を上げていくことが出来る」
→『ブランカ:「チームは監督のやり方や考え方をよく受け入れている」


ハイライト動画はYouTubeのお気に入りに追加しておきます。

パレルモ戦のフォルランとサラテ


最後の新加入選手として、この日インテルデビューを果たしたフォルランとサラテですが、思っていたより攻撃面では連携がとれており、最後の局面では甘い部分がありましたが、可能性のある攻撃を見せてました。

特にフォルランは状況によって自分がすべきプレーというのを理解しており、守備での戻りや中央でのパスの引き出し、DFラインの裏への飛び出しなど経験豊富なベテランらしいパフォーマンスを披露。エトーさんほどの得点力は期待できませんが、エトーさんと違ってシンプルにボールを繋げることもできるので、ガスペリーニにとっては使い勝手がいい選手だと思います。チームとイタリアのサッカーに馴染むのに時間はかからないでしょうね。恐らく主力の一人として起用されていくと思います。

サラテに関しては一概に評価できないです。確かに無駄なボールロストだったり、期待されていた攻撃面で力を発揮できませんでしたが、守備での負担が高かったのも事実。バルザレッティ、イリチッチ、ミッコリといったパレルモの左サイドを相手をするのに、深い位置まで戻って守備参加せざるを得ない状況が続いていたので、自分の持ち味を発揮できませんでしたね。今日は相手が相手だったので、サラテにはまた別の機会に頑張ってほしいです。そのときはもっとチーム内での連携を深めて、個人のコンディションも上げてきてもらいたいと思います。

求められる守備戦術の見直し


ミリートとガスペリーニが試合後のコメントでも話していたように、守備面での修正点はいくつかあります。特に、試合中に何度もウィングバックの裏のスペースをつかれたり、カウンターからゴール前で数的不利な状況を演出してしまうのは修正しなければいけません。まぁこれはプレシーズンからの課題ですね…。

■ 現在の守備の問題点
今の守備は、スペースへ抜け出した選手に対するカバーリング意識が少ないです。とにかく前線と中盤から圧力をかけて、ボールの出処をおさえる。抑えきれなかった場合のリスクは考えない。裏に抜け出されたシーンに対しては、3バックの選手が個の力で何とか抑える。個の力に強く依存してるのが今のインテルの守り方です。

ガスペリーニは基本的にスペースのカバーより、ボールを奪うことを守備の主な目的にしていると思います。スペースに入ってきたボールを数人で対処するモウリーニョのゾーンディフェンスとは根本的に違いますね。

パレルモ戦では3バックの負担が大きすぎることからファウルも多くなっていましたし、ラインもバラバラ、マークの受け渡しに関しても混乱してた印象です。ガスペリーニの守備戦術が浸透し、連携も深まってくれば今日ほど酷くはならないかもしれませんが…、それでもこの相手の懐に飛び込んでいく無謀な守備を繰り返していれば、失点のリスクは高いままでしょうね。

■ ガスペリーニが理想とする守備とは?
じゃあ、一体このような守備的リスクを考えない無謀なプレッシャーに何の目的があるのか?試合を見返してみると、前半終了間際と後半終了間際の数分間にガスペリーニが理想とする守備が垣間見えました。

まずDFラインでボールを回しているパレルモに、中盤と前線の選手がプレッシャーをかけてボールを奪いにいく。パスコースを見つけられないパレルモはボールをロストし、苦し紛れに長いパスを前線の選手に送ったとしても、サムエルやルシオなどのセンターバックが出てきてインターセプト。恐らくゾーンプレスという守備戦術を体現したいんだと思います。

できるだけ高い位置でボールを奪い、そのまま少ないタッチでシュートまで持っていく。これがガスペリーニが目指す「3-4-3の攻撃的サッカー」なのかもしれません。ただ連携面だったり、個々の運動量など、この守備システムを完成させるには難題が山積み。まだ監督が思い描く3-4-3システムの40%も機能してないのではないでしょうか。

ジェノアで指揮していた4年間でも攻撃的なサッカーだけは体現できましたが、不安定な守備ラインが改善されることはなかったです。インテルでは組織力も個々の能力もジェノアより高いですが、果たしてここで「3-4-3の攻撃的なサッカー」を完成させることができるのか…少なくとも多くの時間は必要でしょう。

■ ゾーンプレスとは?
ゾーンプレスとは、ディフェンスの守備エリアを各ゾーンに分けてディフェンスするゾーンディフェンスと、積極的にプレッシャーをかけていき相手に自由にプレーさせないプレッシングを組み合わせた戦術。ボールホルダーに対して複数人で素早くプレッシャーをかけ、囲い込んでボールを奪うことを目的とする。

さらに、最終ラインを高く上げオフサイドトラップの戦術を併用することにより守備エリアをコンパクトに圧縮し相手チームのプレーエリアを著しく限定することで、相手選手の逃げ道を奪うとともに、相手陣内の高い位置でボールを奪うことを可能にし、素早くショートカウンターに転じることができる。

しかしながら、スタミナ不足などによりプレスが効かなくなると、高いディフェンスラインの裏にある広大なスペースへ簡単にパスを出されることとなり、脆くも崩壊する。オフサイドルールの変更もあり現在では圧倒的な効果は得られないもののディフェンスラインを少し下げ、リスクを抑えて使用される。
wikiから一部抜粋

大体、今のインテルの守備はこの言葉どおりに当てはまりますが、パレルモ戦を見たかぎりだと複数人で囲い込んでボールを奪うというより、一人の選手に対し一人の選手がつく、マンマークに近い形のような気がしますね。その辺はもう少し試合を重ねて見ていきたいです。

ゾーンプレスに関しては、最近では80年代末にアリーゴ・サッキ率いるACミランが採用し、一時代を築いたらしいです。ただ、そのときのフォーメーションは4-4-2でした。本来は4バックシステムでこのディフェンスを行うことが適切らしいですね。それを3バックでやろうとしてるのだから、守備のリスクが高くなるのは当然かも…。

■ 理想と現実
ガスペリーニはジェノア時代にも何度か4バックシステムを採用しており、現にプレシーズンでも4バックを採用していました(守備のときだけ)。なので、3-4-3システムから脱却して、現実路線に走ることも可能でしょう。恐らく監督自身も現在、理想と現実の狭間で葛藤している状態にあるかと思います。

現地メディアではガスペリーニが4バックに変更するのではないか?と報道されているようです。モラッティ会長も最近のインタビューでシステムの変更希望を示唆しました。→『モラッティ:「自信を取り戻すための対策を」

日に日に高まる周囲の批判とプレッシャー。まだ公式戦を一試合消化しただけですが、すでにサポーターと会長は3バックシステムからの脱却を願っているようにも思えます。まぁいずれにしても決めるのは監督自身。水曜日のトラブゾンスポル戦と週末のローマ戦でどんなシステム変更をしてくるか、もしくはこのままの路線を突っ走るのか注目したいところですね。

若き監督が作り出したパレルモ


最後にパレルモについて一言。パレルモはこの夏にチームに招聘したピオーリを開幕前に電撃解任。暫定監督として就任したのは、下部組織を指揮していたデヴィス・マンジャという監督です。ほとんど無名に近いマンジャ監督ですが、ここまでパレルモを別のチームに生まれ変わらせた監督の手腕の高さは本物です。

試合前に「走り負けなければ、インテルでも相手にできる」と話していたように、選手全員にハードワークを求め、この日は前半からかなり飛ばしてました。途中、ペースが落ちる場面はありましたが、あの運動量を支えているのは「勝利への執念」という言葉以外、何者でもないでしょう。とにかく気持ちを前面に出したパレルモにインテルが後手に回っていたのは確かです。

ただ、この日のパレルモはただ気持ちが入ってただけではなく、セットプレーでのサインプレー、3バックの弱点でもあるウィングバックの裏のスペースを積極的に狙ったり、ミッコリを中心とした早い攻撃の展開。コンセプトが明確で、細かい部分まで監督の考えがチームに浸透していた印象。暫定監督とは言いますが、これほどのパフォーマンスを見せられたら、ザンパリーニが後任を探す必要もないでしょうね。

今日のインテル戦のようなパフォーマンスを毎試合見せることができれば、今シーズンのパレルモはおもしろいことになりそうです。(同じEL圏を狙っているジェノアにとっては強敵出現…汗)

おまけ


2011y09m12d_111325406.jpg
デキのバースデ~ゴールパフォーマンス。(得点はミリートになっちゃったけどw)
Inter Milan 11/12の関連記事

category: Inter Milan 11/12

thread: 欧州サッカー全般 - janre: スポーツ

tag: パレルモ戦 
tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://zinnia49.blog27.fc2.com/tb.php/375-387c1720
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

スポンサードリンク

ARCHIVE

CATEGORY

COUNTER

LINK

BOOKMARK

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。