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インテルのこととか、ジェノアのこととか。

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公式戦5連敗。2月1日のパレルモ戦以来、ゴールもなし…  

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セリエA、ナポリ対インテル:1ー0、またしても敗北

試合後のコメント
→『ラニエリ:「私も、選手たちも、ギブアップはしない」
→『サネッティ:「みんな一緒にこの危機を乗り越えるようにしないと」


szólj hozzá: Napoli v Inter Mil 1:0 Lavezzi
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スタートはマルセイユ戦同様の4-3-1-2。GKジュリオ、右SBには離脱したマイコンの代わりにファラオーニが入り、CBにはルシオ&サムエル。左SBには長友。(キヴはインフルエンザで欠場)。中盤はカピタン、デキ、クチュのスリーセンターの前にトップ下スナイデル。2トップにはミリートとフォルランでした。

この日の前半は本当に散々なもので、打ったシュートといえば立ち上がりのデキのミドルシュートとスナイデルのFKの二つのみ。枠内シュートはゼロでした。攻撃の形もつくれてないばかりか、意識も低い。FWにはボールが全く収まらず、中盤でパスを繋いでいる時間が多かったです。

繋いでいるといってもバルセロナのようにその後の展開で何かが生まれるわけでもなく、ただボールを回しているだけ。守備意識が高すぎて中盤の底上げができず、FWにボールが収まっても後ろから追い越していく選手がいないので、バックパスの繰り返し。スナイデルが常に下がり目の位置でボールを欲しがるため、攻撃にも時間がかかり、次第にナポリの守備組織が整ってしまう。そしてDFラインにボールを下げて、また攻撃を作り直す。

インテルはポゼッション主体のチームではないですし、決して狙ってポゼッションをしていたわけではないので、ミスは少なからずありました。どこかでボールをロストすればナポリの勢いのあるカウンター。何とか防いで攻撃に転じようとするも、さっきの繰り返しで、またDFラインからゆっくり攻撃の形をつくる。そして停滞…。まさに負の連鎖でしたね。前半で印象的なシーンなど皆無でした。唯一、救いだったのは0-0というスコアで折り返せたという事実だけです。
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後半になるとラニエリはフォルランとスナイデルを下げて、コルドバさんとパッツォを投入。システムも4-3-1-2から、3-5-2にチェンジ。コルドバ、ルシオ、サムエルの3バックに右WBに長友、左WBにファラオーニで、中央はカピタン、デキ、クチュのスリーセンター。2トップにミリートとパッツォ。ポーリが入ってからは上の図のような配置となりました。ラニエリが3バックを使ったのはこの試合が初めてでしたね。

この3-5-2というフォメはジェノアでもよく採用しますし、土曜日には相手のパルマも使っていました。ウディネーゼも少し形が違いますが3-5-1-1を使っていますし、先日のミラン戦でユーヴェも使っていましたね。最近は結構この3-5-2という形をセリエで見かけます。でも正直インテルには関係ないと思っていたので、ラニエリが使ってきたとは少々ビックリしましたw

システムをチェンジした後半は攻撃的に出たインテル。立ち上がりは悪くなかったと思います。素早い縦への展開から攻め込み、前半とは打って変わって高い攻撃への意識が感じられました。しかし少しラインを上げすぎて前がかりになると、前線のボールロストからナポリの鋭いカウンターが炸裂。ルシオの気迫あるプレーで防ぎましたが、前半14分。ハーフライン付近でミリートがボールを奪われ、あれやこれやでボールをつながれ、最終的にはラベッシがコントロールシュートで右隅に押し込む。

この日、唯一の失点はミリートのミスから生まれたものでした…。前半にも不用意なボールロストから危ないシーンを演出してしまったミリート。この日は調子がよくありませんでしたね。失点後もナポリの猛攻に押されますが、ジュリオのファインセーブなどで何とか防ぐ。この日のジュリオはよく仕事してくれました。失点してからは防戦一方でしたが、ナポリが落ち着き始めるとインテルは反撃に出る。

まず27分。長友のゴール前への短いクロスが斜めに走りこんだパッツォの足元に。しかしシュートはホームラン。34分にはファラオーニが裏へ抜け出せるシーンでアロニカが足を引っ掛けてしまい、一発レッド。ここでインテルは数的有利になりました。そのまま攻め続けるインテルは43分に決定的チャンスを迎える。左サイドの長友のクロスに対して、中のパッツォがフリーでヘッド!しかしボールは枠外へ…。これは絶対に決めなければいけないシーンでした。この決定機をものにできなかった瞬間、試合は終わったような感じでしたね。結果はゼロウノでナポリが勝ち点3を手にしました。

■ 3-5-2の利点と可能性
この試合で突然3-5-2と奇抜な采配に出たラニエリ。まず、なぜこのタイミングなのか?と気になるところですが、それは恐らくマイコンとスナイデルがいては使えないシステムだからでしょう。マイコンを起用するとなれば、ファラオーニの位置になりますが、そこは本来とても高い運動量が必要なポジション。基本的にマイコンは前に駆け上がる運動量はあっても、後ろまで下がって守備する運動量はありませんしw、サボり癖もある選手ですから、"ウィングバックで起用"という選択肢は元々ないのです。

スナイデルも仮に起用されるとしたら、ポーリの位置になるでしょうが、あのポジションはトップ下ではなく、認識的にはボランチより一列前のポジション。攻撃の潤滑油になるだけではなく、ボランチが移動したスペースのカバーも必要になってきますので、このポジションも非常に高い運動量が必要です。なので恐らくスナイデルやマイコンをこのシステムに当てはめて使うことは少ないと思います。

現代サッカーにおいてシステムの可変性とは重要な要素となっていて、必ず攻撃時と守備時に細かい約束事があり、攻守でシステムが変わることは稀にあります。特に3バックにはそのシステムの可変性が多くみられ、例えばこの3-5-2の場合、攻撃時には3-5-2のような形になりますが、守備時には5-3-2のような形になります。ウィングバックが幅広いスペースをカバーすることにより、色んな状況で数的有利をつくれるわけですね。それが3バックシステムの利点の一つ。

じゃあもし仮に今のインテルにこのシステムをはめ込んだら、どういった相乗効果を得られるのか?一つ目としましては長友の良さが最大限に生かされるシステムだということです。長友の良さといえば爆発的な運動量、そして攻撃性ですね。常に後方をケアしてくれるDFがいるなら、ある程度は攻撃に集中できますし、この3-5-2には前線に広大なスペースが用意されているので、持ち前のスピードを生かした素早い駆け上がりも見られるかと思います。その点は同じ3バックといっても、ガスペリーニの3-4-3とは大きく違うところでしょう。

二つ目の利点はラノッキアを起用できるということです。私は前からラノッキアの出場機会が少なすぎる現状を危惧していました。将来的にはインテルのDFラインを率いてもらわなければいけない立場でもあるので、少しでも経験を積んでもらいたいところ。3バックとなればポジションは確保されるので、将来的な要素を考えても利点はあるでしょう。現在はルシオとサムエルのバックアッパーでしかないですからね…。

恐らくこのシステムはスナイデルとマイコンがいないという前提で使っていると思うので、特別な選手に依存しない組織的なサッカーを展開できると思います。ウィングバックとなればファラオーニ、長友、オビ(カピタン)と回していけますし、CBではラノッキアも起用できます。ポーリもあの位置でプレーする機会は多くなると思うので、ここ数年で課題となっている世代交代も少しずつ行えるかもしれません。

メインでは使えないにしろ、この3-5-2というシステムはオプションで使うだけの価値はあると思います。もはやラニエリはいつ解任されてもおかしくはない状況ではありますが…せめてもう一試合このシステムで戦うのを見てみたいですw

■ ラニエリの去就は?監督を交代すべきか否か
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今のこの悪い流れを断ち切るには何か大きな"変化"をチームに与えないといけないでしょう。何か手を加えないと、この負の連鎖は止まりません。もし移籍市場が開いていれば、そういった変化を施すのは簡単ですが、もう現在の選手構成に手を加えることはできないので、「監督交代」という話が持ち上がるのは普通の流れですね。

しかし具体的な後任監督も見つかってないばかりか、経済面でも余裕はないので、名将を迎えるだけの契約も準備できないのが今のインテル。そもそも、こんな泥沼チームを率いたいと考える人がいるかどうかも怪しい…(汗)なので仮にラニエリを解任したならば、内部昇格というのが現実的な話かもしれません。

まず最近、話題になっているフィーゴの監督就任。指揮経験が無いので、実際やらせてみないと分かりませんが、失敗する可能性の方が高いと思います…。なるべく避けたい選択肢ですね。また助監督のバレージさんを暫定的に監督に引き上げるという話もありますが、これも微妙な選択だと思います。本来、監督という職業は選手と一線を引かなければならないポジション。時には非情な決断も強いられますし、そもそも人に「指示する」というのはそういうことだと思います。助監督とはその監督と選手との間に入って関係性を保つ役割というのがあるので、普段から選手達と密接な関係にあるバレージさんは監督としての仕事をこなすのは難しいと個人的に思います。逆に言えば助監督はバレージさん以外の適任者はいません。このポジションは変えるべきではないと思います。

それだったら、まだプリマヴェーラの監督を昇格させた方がまだいいかと思いますが、こちらも未知数。どの道を選んだとしても、希望が見えないのは悲しいところですね…。とりあえず今はクラブの決定を見守るしかないでしょう。ラニエリ続投を選択したらなら、それはそれで私は支持をしたいと思います。まぁそれしかできませんしw

ラニエリは試合後のコメントで「ナポリで始まり、ナポリで終わった暗黒の2月は過ぎた」と言いました。明るい3月がやってくることを心から願いたいです。次節のカターニャ戦は何としても勝ち点3を…。(そのころにはラニエリいるかな…)

■ 代表召集メンバー
代表戦:2月28日/29日の試合に8名のネラッズーリが招集

皆さん負のオーラを代表チームに与えないようにね。怪我なく帰ってきてください。
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category: Inter Milan 11/12

thread: 欧州サッカー全般 - janre: スポーツ

tag: ナポリ戦  暗黒時代 
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コメント

ひどい試合でしたね。1点取られてから勝つ確率は0に等しかったです。。。

攻撃の形が全くなくて下位のチームみたいだし、ラニエリを変えたいとは思わないけどクビにされてもしょうがない成績ですね

唯一の期待はファンとグアリンですが、ポーリみたいに獲得した半シーズンは使えないような気が・・・

あ #- | URL
2012/02/28 07:41 | edit

いつもブログ拝見させていただいています。確かに最近のインテルはひどいですよね。自分はアドリアーノなどがいる時代にインテルを知りファンになりました。敗北=監督の責任のイメージがやはり強いですが、今のインテルには少し個で打開できるタレントが少ない気がします。世代交代=ビッククラブの難しい所だとは思いますが、今年の移籍市場が開いたら即戦力や期待の若手を複数獲得してほしいですね。来シーズンに期待してしまっている自分が少し悲しいですが・・・・・・

インテリスタ #- | URL
2012/02/28 11:33 | edit

Re: タイトルなし

>あさん

後半は比較的ポジティブな印象を受けたんですけど、前半はかな~り酷かったですね。ボコボコにやられたローマ戦のような内容でした…。そうです。もはやラニエリはいつクビにされても、おかしくはないですw

最近は、インテルに加入して怪我からスタートする選手が多いですね。ポーリもそうですし、ジョナタンもそうでした。ファンとグアリンもそのパターンでしょうか…。フォルランやパッツォも当初はCLで起用できなかったし。何でこう獲得した選手をすぐに使えないんでしょうwよくよく考えたら、おかしなことですよね…。

>インテリスタさん

いつも見ていただいてありがとうございます!!アドリやイブラやエトーさんのような個人で状況打破できる選手が今のインテルにはいないので、得点が安定しないんですよね。チームパフォーマンスが悪かったら、それが直接的にFWの得点力不足に繋がるわけで…それで今シーズンは苦しんでます。

でも逆に、これまで個人に依存していたサッカーとの脱却を図れるかも…と考えたら前向きになりませんか?w今は大きな転換期だと思って、我慢して。この逆境の中から何かヒントを得て、将来に繋げていきたいですね。

夏の補強の話はまだ早いですww

ジニア #- | URL
2012/02/28 22:01 | edit

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